私は、自分の気持ちやおもいを自覚するのが苦手だ。言葉に変換するなんてもってのほかだと思う
私のこれまでの十数年の人生において、両親(特に母親)が将来生活に困らない様に将来必ず役立つ、家族のためにもと言い私に家事や幼い妹の世話をまかせた。
私は、何も疑問に思わず全て受け入れた。
小学生の頃は放課後は友達と遊びたかった。
何度も何度も遊びにさそってくる友達や、近所の子供のはしゃぎ声などを聞くと無性に腹立たしいようなイライラとした気分になった。
私の家ではインターネット環境が整っていなかったし、ゲーム機は持っていたがいつの間にか型落ちしてしまった3DSだけだった。(高校生まで大切に使っていた)テレビのチャンネル数も他の家庭よりもすくなく録画も出来ない仕様のもの1台だった為、高学年や中学生になってからはクラスや友達の話題に反応できなくなることが増え、私の中を黒いモヤのようなものが渦巻くなんとも表現し難い心中に陥った。
この頃からか
自分に大丈夫、私は大丈夫、すぐ忘れる、私は何も思わない、感じていない。と
一種の暗示をかける様に自分に言い聞かせたのは
いつの間にか本当に何も感じなくなり、
つかの間だけでも楽になった気がした。
私は自分のこころに蓋をし傷つかないようにしてしまった。深く考えることをやめ、両親の担任の上司の言われるがまま生きている。
ことばにできない
4/12/2024, 2:56:56 AM