緒都

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お題:星が溢れる

星。夜にピカピカ輝く星。それを見れるかは天候次第。その星にも多くの種類がある。自分自身で光ることができる恒星、自分では光らず、太陽などの恒星の光を反射して輝く星、惑星。地球の周りをクルクル廻るような衛星。個数で数えたら数え切れない程の星たち。

中でもこれは流れ星に夢見た少女のお話。

ある少女は言った。その少女は3歳になったばかりだ。好奇心が旺盛で無邪気。よくいる''ふつう''の女の子。でもそれは少し前のお話。今は病臥し、1日のほとんどを寝台で過ごしている。しかし性格はこれっぽっちも変わらなかった。外を見ては、「あれはなんのとり?」「あのおはなはなに?」と親は当然のこと、医師や看護師にも聞いていた。彼女はいつも元気だった。しかしそう上手くはいかなかった。病気は刻一刻と悪化していく。治療をしているものの悪化。両親も何となくだが、終わりが近づいていることは薄々気づいていた。しかし2,3週間後、治療が功をそうしたのか病症は改善してきていた。不思議なことに。両親が見舞いに来ている時少女は言った。「きょうまではね、おほしさまがくれたんだよ」2人はよく言っている意味が分からず「良かったね、じゃあ今度お返ししなきゃね」と返した。
そしてその夜。いや朝だっただろうか。病院から1本の電話が入った。内容はあまり覚えていなかったがお別れを。みたいな内容だった。私たちは信じられなかった。あんなにも改善してたじゃないか。あんなに楽しそうに昨日話をしたじゃないか。わけがわからなかった。しかしそんな場合ではない。と早く向かわねば。と急いで病院に向かった。
幸いなことに病院までは歩いて行ける距離だったので走って行くことにした。すごく怖かった。でも走るしかない。と、会いたい。という気持ちを胸に全力で走った。何とか病院までたどり着いた。そこで看護師の方が出迎えてくれた。こっちです!急いで案内してくれた。
急いで扉を開けると娘と目が合った。第一声娘は言った。まま、ありがとう


「ままわたしによく、『流れ星が流れている間に3回願い事を言えたら叶う。』っていってたよね、?ほんとだったよ!」「こんどは わたしがみんなのおねがい を かなえなきゃ。」


2026/03/16 17:48

3/16/2026, 8:48:10 AM