ミヤ

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"嗚呼"

偽って、欺いて。
吐きそうな程の"死にたい"を無表情の奥底に隠して。
嗚呼、結局何一つ変われやしない。
例え生まれ変わっても、もう一度初めから同じ時を繰り返したとしても、僕が僕である限り同じ事だろう。
人は変われる、と言う奴はきっと別の次元を生きている奴に違いない。
変わりたいと願って背中に羽が生えるか?
相手の気持ちを100%理解できるようになるか?

無理だ。


かつて貴女は、じゃあわたしの真似をしたらいいよ、と言ってくれた。
心の動かし方も、人との接し方も、全部。
ずっとそばにいて、同じものを見て、同じことを聞いていたらそれは不自然ではないと。
だから頑張ってきたんだけどなぁ。

貴女がいる間は忘れていたのに。
変われたと思っていたのに。
どうすればいいか導いてくれた人はもういない。

3/9/2025, 1:32:18 PM