「始まりはいつも」
恋の始まりはいつも、些細な事。
優しくしてくれた、話が面白かった、それまでと違う一面を見つけた、自分の苦手な事を易々とやってのけた、運動会で格好良かった、腕まくりした腕が逞しかった、指がキレイだった、とか。
元々好きになる土台はあったんだろうけど、でもその気持がハッキリと形になって、自覚出来るようになるきっかけって、ホントにどうでもいい様な些細な事の時もある。
それがいつの間にか大きくなって、気が付いたら自分ではコントロール出来ない程になって。
でも、その制御の出来なさは不快ではなくて。
この気持ちは、この先何処に向かって行くのかもわからないし、このまま大きくなるのか、なくなるのか、それもわからない。
切なさとか、苦しさとか、痛みとか。
そんな事を知る事になるかもしれないけど。
でも、折角生まれたこの気持ちを、大切にしていきたい。
「貴方が、好きです。」
10/20/2024, 11:02:59 AM