【寒さが身に染みて】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】
1/11 PM 5:15
「さむ~い! 今日は風が冷た過ぎるよー。
コート着てマフラーして手袋して、
完全装備なのに太刀打ち出来ない
寒さだよ!」
「……スカート、長くすれば
少しはマシなんじゃ?」
「この短さがJKプライドだから」
「……なら、膝上までくる長い靴下
履くとか……」
「あ、ニーハイは可愛いよね。
……って、もしや真夜(よる)くん、
絶対領域フェチ?」
「……?」
「違うかー。
まぁ、とりあえず、その話は置いといて。
寒くて耐えられないので、真夜くんの
コートの中に入れてください」
「……どーぞ」
「は~、やっぱりくっつくとあったかいね~」
「……あんたたち、昇降口で何してんの」
「あれ? しぃちゃんにとっしー」
「……よぉ」
「2人とも、部活終わったのにまだ学校に
居たんだね」
「クラスの友達と少し話をしてたのよ」
「そっか~。わたしと真夜くんは、
宵ちゃんを待ってるの」
「その目立ちまくりな状態で、
来るまで待ってる気だったのか……」
「え? 目立ってるの? わたしたち」
「自覚なし。ある意味、あんたたちらしいわ。
じゃ、お先に」
「……じゃーな、暁。また明日」
「うん。また明日ね」
「…………。」
「……なんでアイツら恋人同士でもねーのに
コートで包んで後ろから抱き締めてんだよ!
ってところかしら?」
「…………。」
「寒さが身に染みるわね」
「言うな……それ以上……打ちのめされるから」
「天然て最恐(さいきょう)よねぇ。ドンマイ」
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ほぼノリだけで書いているので、
いきなりキャラが増えたりします。
段々書いている自分が把握できなく
なってきました(大問題)
そんな適当な感じの物語をお読み頂いて
ありがとうございます。
『いいね』的なものまで押して下さって
いる方がいて恐縮です。
ありがとうございます。
ほんのちょっとでも楽しいのであれば
幸いです。
1/11/2023, 2:15:19 PM