夜兎

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僕と一緒に観に行った、あの星空を覚えてますか?

月明かりが差す小道を、君と歩く。

繋いだ手は温かくて、
「離したくない」なんて言えなかった。

星より君の笑顔が眩しくて、
どうしようもないくらい、ときめいて
君を想う気持ちが、もう隠しきれなかった。

それなのに、僕は意気地なしだった。

関係が変わるのが怖くて、気持ち伝えられなかった。

君と会えなくなる。
そんな事も考えなかったから。

「____君に、会いたい」

その声は、宵闇に溶けて消えていった


#僕と一緒に

9/23/2025, 11:38:07 AM