私たちは今、未来の思い出の中を生きている。
いつか今日という日を思い出して、全てが良い思い出だと笑って欲しい。
今日がどんなに辛くても、苦しくても、あの時の私は上出来だったと褒めて欲しい。
しょうもない日常も、味気ない日々も、思い出になった途端に愛おしくなったりするものだ、とおばあちゃんが言っていた。
未来の私が振り返るための"今"が必要だ。
今日を生きるのは、未来の記憶の中で、私がどうしようもなく生きていた証が欲しいからだ。
今日を生きるのは、未来なんてなくても、不確定な明日という日が来たからだ。
おはよう。
-未来の記憶-
2/12/2025, 7:55:01 PM