れい

Open App


後悔している。

君にいえなかったこと。
好きと言えなかったこと。

ずっと後悔している。

あの時言えばよかったと何回も何回も。


————-

後悔してるなら、
今から伝えたって良いじゃないか。
相手にどう思われようがこの先ずっと後悔したままより良いんじゃないの?

涙が溢れた。
そうだ、、、

伝えよう。


君がどんな顔を、反応をするかわからないし、
怖いし不安だ。
でも、、でも。

(プルルルル、、、、)


『?はい』

「あの、、私だけど。」

『そう、だよねびっくりした。
久しぶりだね、どうしたの?』

優しい君の声に気持ちが涙が溢れる。

『え、泣いてる?汗
何かあった⁈僕が聞いても平気?大丈夫?』

伝えなきゃ。

「あの、私ずっと、君のことがっ、、

好きでした。」


『、、、』

何も言ってくれない。やっぱ突然どうしたって感じだし今更感だし、気持ち悪いよね、、

『、、それってさ、か、過去形?
、、、もう好きじゃない?』

意外な返しにびっくりした。
「え?」


『信じてもらえないかもしれないんだけど、君に会いたくて僕も来週あたりに連絡するって決めてたんだ。
まさか君に先越されるなんて思ってなくて内心かなりびっくりしてて。
しかも好きも先に、、ごめん。こういうのは男である僕が、、』


うそ、、本当に、、?
直接君を見て聞きたいのに、
電話なのがもどかしく感じてしまう。


『あの、、
僕も君が好きだった。前からずっと。言えなかったのを後悔してたんだ。でも、、今も好きで、この気持ちが消えないから。伝えようって思ったんだ。

会いたいな。

会いたいから、、今から行っていい?』


「っ、、うん、うん!私も、、会いたい。」

お互いに後悔していた。
その後悔をちゃんと消すために
これから君に会いに行く。

5/16/2023, 9:47:40 AM