七海 和美

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お題「夜の海」(雑記)
……だめだ自殺とか死体とか暗い発想しか出てこない。海なんて泳ぐものじゃなくて見るものだよ!!!(夏は海沿いの同人誌即売会に行っていた経験者)

同人で小説を書いている(一応オリジナルでも書いているけど最近サボりがち)から、前のジャンルで書いた小説を思い出した。
登場した時点で鬼籍に入っている姉と、主人公の弟が二人で海に行く話。
二人とも歌が好きだからって事で、作中で既存曲の替え歌を歌わせた。死ぬ姉には暗い歌、残される弟には明るい歌を選曲。


あと、夜ってわけではない(はずだ)けど、題名だけで買った有栖川有栖『海のない奈良に死す』って小説も思い出した。
奈良出身だからです。表紙のデザイン上半分にゲッティイメージ(って写真素材サイト)が使われているとのクレジット表記にびっくりした。
ちょっと鉄道よりだから、鉄道好き(厳密には貨物系の模型鉄なんだけど、乗り鉄でもある)な弟にも勧めてみれば良かったなと今更思った。
有栖川有栖は中学の頃に読んだ時は挫折したんだけど……あれ題名何だっけ。
以降で推理小説二冊について書いているけど、特にネタバレとかはしていない、はず。

パンゲア大陸ぐらい覚えているだろ……と登場人物に突っ込みたくなったのは内緒。この本でジャックダニエルってお酒に興味が湧いた。
後年、甘過ぎて飲めないと友達からジャックダニエルのハニーを譲られて飲んでみたけど、お酒なんて最終的にどれも苦い気がする。(それをアルコール成分と呼ぶ)

なんでこの小説に夜のイメージがあるんだろう。二人目の被害者が見つかったのが夜だった気がするけど、同じく奈良を舞台にした、西村京太郎の十津川警部シリーズ『南紀白浜殺人ルート』と混ざっている気がする……。
こっちはめっちゃ地元近くの駅が出てくる上に、シリーズ中でも珍しくちゃんとした時刻表トリックが使われている。ドラマも見てみたいんだけど、何せ家にテレビを置いていない。(実家には多分放送を録画したDVDがあるはず)
海のない奈良〜は海で見つかった被害者がどこで殺されたか、南紀白浜〜は犯人がどうやって時間を捻出したかが主題。二冊とも奈良と和歌山が舞台で、電車が出てくる点が共通している。

未だに思い出すのが、海のない〜で主人公が電話を掛けた時に「もしもし」と出た相手に対して「子供っぽい」だか評する場面。
主人公(作者)が想定する正解は「はい、○○です」とかか? と考えるんだけど、人の通話を聞いていても、仕事じゃない電話は第一声が「もしもし」の人の方が多いよね?
まあたまに「はーい」の人もいるけど。


夜の海の話に戻る。
……やっぱり不穏な空気がするなぁ。
そもそも夜に海行かないでしょ。危ないし。

物語で夜の砂浜で手持ち花火をやる場面が出てくるけど、日中に海水浴がくっついてくるせいで縁がない。本名に海が入っているけど、海は泳ぐ場所じゃない。
……ホタルイカ漁だったか、夜に船を出して、舳先につけた明かりでおびき寄せる漁があったけど。(検索したら違いそう……。何だっけあれ)
釣りも夜中がよく釣れるって言うよね。今日職場で他の人達が釣りの話をしていて思い出した。前の職場のでも釣りが趣味な人が多くて、某自動車会社の社長(現会長)に遭遇したって経験を聞いた。
吉住渉の漫画『ミントな僕ら』で、デザインは好きなのに全然ヒットしないから使えないルアーをキーホルダー代わりに使っているってエピソードが出てきて、釣りとか全然しないのにデザインだけで選んだルアーをキーホルダー代わりに使っていた事がある。当時中学生。
こっちに出てきたのは夜じゃなくて早朝だった。

他は思いつかないから終わり!

8/15/2024, 11:30:43 AM