真冬の夜、仕事が終わり外に出る。運が悪いことに今日は雪に近い雨が降っている。手袋をしようにも濡れてしまうためつけなかった。夜の空気は冷たく静かに体を刺していく。少し歩いた頃には指先は冷たく真っ赤になってしまった。このままでは全身が凍ってしまいそうだと思い、急いで帰ろうと歩くスピードを上げた。
家についても部屋の中は寒い。何をするよりも先にお風呂のお湯を沸かしにいく。沸くまでの間に片付けを済ませて風呂場へ向かう。聞き慣れた音楽に心が躍る。湯船に浸かると冷たい体が溶けていくような感覚が眠気を誘う。冬の癒しに身を沈めながら、微睡む時間を堪能するのだった。
12/9/2025, 11:18:52 AM