過日を思う。 例えばもっと勉強していればとか、もっとスポーツに打ち込んでいればとか。 そんな過ぎ去った過去の、ありもしない未来を思う。それは大抵自分にとって都合が良くて、現実は儘ならない。 でも。 儘ならない現実を踏みしめながら、時に泥だらけになりながら、滑ったり転んだりしながら前へ進む。もし間違っていてもそれは教訓だ。 それが生きていくことではないか……と、二十代の終わりに、なんともクサいことをノートに書き出していた。
10/7/2023, 1:50:16 AM