伊藤透雪

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過ぎ去った日々/中2の自分

背の高い木に登り
世界を見ていた時
中2の私は家から
ナタを持ち出して
小屋みたいな物を
作って秘密基地に
したり英雄ごっこ
に夢中だった

女子の友達はできなかった
何故かは知らないけど
仲間外れではなかった
女子はキティちゃんの
人形を鞄に付けたり
グッズのキラキラした
「女の子」を満喫してる

私は殆ど買ってもらえないし
お小遣いも足りない
ハンカチはスヌーピーだ

人と違う事を気にしなかった
思春期の始まる前
今と随分違うなあ
いつから
人と比べるようになったんだろう
良い事が無いのに
比べて良いことなんてない

過ぎ去った
素直をまだ持っていた日に
おーいと呼んでみても
私は振り向かない


3/10/2026, 1:53:55 AM