水無月はじめ

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『たった1つの希望』

暗く冷たい空間に
ただただじっと丸まっていた

光という概念すらない
空っぽの場所を
目を閉じて揺蕩っている

光が無いなら目を開ける必要もない
眠るわけでも覚醒するわけでもなく
ただただそこに「在った」だけ

でも何処かから音がする
音はそのうち声となり
僕に話しかけている

それに気がついた時

僕の宇宙は晴れ上がり
ついに光が一筋見えた

3/2/2026, 10:16:53 AM