「嬉しい」「楽しい」「幸福感」といったプラスの感情より、
「不安」「悲しみ」「後悔」「嫉妬」や「憎しみ」といったマイナスの感情の方が人の心を捕らえてなかなか離さないものらしい
特に「憎しみ」は、生涯に渡ってその人の人生に纏わりつくこともある
けれど、このどれもが実体の無い、形の無いもので、それはその人自身の心が作り出すものなのだ
もちろん、高価な金品や見目麗しい容姿といった実体のあるのもに心を奪われることもあるけれど、
形の無いものにまるで支配されるように感情を揺さぶられたり、極端な行動に出たり、結果として人生を誤ることがあるなんて何と愚かなこととも思ってしまう
人間とはそんな愚かな生き物なのだ
願わくば、これらの形の無いものに捕らわれることなく軽やかに生きていきたいものだ
『形の無いもの』
9/24/2024, 10:30:45 PM