もう何も出来ないって
下を向いてうずくまって
寂しさで死んでしまいそうだった時、
誰も助けてくれる人がいなくて
誰でもない誰かに
助けて欲しかった。
ここにいない
まだ知らない、
触れられない存在の誰かに。
気づけば夜更かしが日課になっていた。
目を瞑っても眠れない。
暗闇が無性に怖くて
電気をつけると、
もうずっと起きていてしまう。
私は
一般的な人の嫌なところだけを
集めて放り込んだ
闇鍋のような人間なので、
好いてくれる人がいなかった。
寂しいのに好意を向けてもらえない。
どれだけ辛いことだろう。
毎日毎日、
胸に真夜中が染み込んできて
黒く塗りつぶして去って行く。
本の中では
ヒーローが世界も人も救ってくれる。
愛があればなんでも出来ると。
勇気を出せば君もヒーローだと。
じゃあ早く
その愛とやらで私を救ってくれよ。
勇気とやらの存在を教えてくれよ。
何をやっても
涙が溢れてしまう私を、
涙の味しか知らない私を、
どうにかしてくれよ。
才能が無くて泣いた。
頑張っても一番になれなくて泣いた。
誰も私に興味がなくて泣いた。
どうしてここにいるのか
わからなくなって泣いた。
うぉーん、うぉーんと、
大声を上げながら泣いた。
"Good Midnight!"
ヒーローはここにはいなくて
私を救ってはくれないから、
好いてくれる人もいなくて
私の寂しさを埋めてはくれないから、
まあなんとか
自分で自分を愛し救うしかないんだ。
手を取り合って
抱きしめてあげるしか。
でもせめて、
愛と平和が
世界に溢れますように。
3/10/2026, 5:40:27 PM