『寒さが身に染みて』今朝まであった君の体温を思い出す。今日は会えない、君がいない。ひとりぼっちのベッドは冷たくて、1人毛布を抱えて丸くなる。早く明日になればいい。そう願いながら眠ろうとするけれど、上手く寝付けない。君がいない、ただそれだけでこんなにも寒さが身に染みる。早く明日になればいい。時計の針が進む音がやけに大きく聴こえる。そのせいか、一向に眠れそうにない。こんなに寒い夜なんて、僕は嫌い。-fin-
1/11/2024, 11:02:37 AM