ウワバミ

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片思いにおける大きな好きという感情ほど厄介で面倒なものはない。これさえなければ、こんな風な振る舞いをせずに済んだのに。いつもなら何も考えず自然にできることが急に何もままならなくなる。何もかもが不自然になる。

君は多分、「自分のことを好きじゃないから僕があんな振る舞いをしたんだ」と思っているだろう。
そうじゃない、逆だ。
もっと早くに僕が君を好きじゃなくなれていれば、きっとこんな風に傷つけずに済んだのだ。僕は君への感情を早く捨てるべきだった。


僕の初恋は、幸福で
血の滲むようなラブソングでした

5/6/2025, 2:56:50 PM