27(ツナ)

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ずっと隣で

君とは授業でたまたま隣の席になった。
君はスラッとしてて物静かでかっこいい。
もちろん彼女がいるのは知ってたから、ただの同級生として一線を引いて接していた。

ある日の授業で席替えすることになって君の隣じゃなくなった。
私は少し寂しかった。

それから間もなくしてまた席替えをすることになって、また私と君は隣同士になった。
「なんか、落ち着くね。ずっと隣だったから。」
不意に君はそんな事を言う。
ダメだとわかっているのに。
彼女がいるのを知っているのに。
ふつふつと顔が熱くなっていくのを感じて、鼓動も早くなった。

3/13/2026, 11:30:30 AM