人生とは階段のようなものである。
そう誰かから聞いた日から
私は階段を上ってるんだと思うようにした。
座ってみたり、
1段飛ばしで上ってみたり、
時々足が引っかかって転けて
3段くらい落ちたけど
他はなんとも。
って。
そんな困ったことは滅多に起きず、
平凡に暮らしてますよって言いたかった。
本当は後悔ばかり積み重なっていった。
階段を上る度に降りたくなって
下を見ちゃう理由、
わかってたんだ。
でも目を逸らしていたかった。
そしたら少しは
自分を好きになれる気がしたから。
流星群を見たのは数年ぶりだった。
前もお願いごとをした。
願いが1つ叶うならば
草原で花を育てて
秘密の花園を作って
少し遠くに家を1件…。
楽園みたいな所での生活を望んだ。
ゆっくりな流れ星たちだったから
3回唱えることができた。
"Good Midnight!"
いつか叶う日を夢見て
また階段を上ろうかと思ったけど
星任せだと
星も荷が重くて流れられないだろうし、
私も少しは頑張ろうかと。
3/10/2025, 3:25:43 PM