書く—書いた記録

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「またメタ視点でとか言うんでしょう?」


「いつもと順番が逆だと?」
「ええ、マンネリ防止よ」

「いや、それはマンネリだろう」
「何事も否定から入るのは良くないわ」

「ぐぬぬ」
「ふふふ」

「ところで、今回のお題だが前回のお題と繋がっているとは思わないか?」
「言われてみれば」


「こういった似たのが続くのには理由がある。同じタイミングで作ったり、考えたりすると同じような傾向があるのだ」
「つまり?」

「中の人が連休か連勤かはわからないがお題については休み前にまとめて考えたということだ」
「なるほど」

「ところでだね」
「なあに?」

「やはり距離が近い気がするのだが」
「そう?」

「いや、嫌ではない」
「ふーん?本音は?」

「むしろ好ましいがそろそろ暑くなってくるのでなんとも言いがたい」
「離れたら冷めるものじゃない?」

「まさかのダブルミーニング!」
「?」

「やっぱりよくわかってなかった!」
「だから何?」

「ちょっと安心した。偽物かと思った」
「よくわからないけど、馬鹿にしてるでしょ!」

「やっぱりちょっと頭が良くなってる!」
「ちょっとじゃなくてすごく馬鹿にしてるのは分かるってば!」

「まあ、まあ、ところで暑いのでアイスとかどうだい?」
「それは食べるけど」

「これは近くても近くなくても蕩けてしまうな」
「?」

「いや、なんでもない」
「?」


お題『どんなに離れていても』

4/26/2025, 1:07:56 PM