つぶて

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光の回廊

光の粒が示す道。
冷たい光の殺到に足がすくむ。
見せられている光景。
歩かされている道。
あまりの眩しさに、己の感性を見失いそうになる。
綺麗だ。あまりにも。
思わず目を瞑る。
自分の足で歩きたいと思う。
自分の目で見たいと思う。
けれど、圧倒的な光がそれを拒む。
これが綺麗というものだと。
暴力的なまでの同調圧力。
歯を食いしばって光の回廊を歩く。
わかっている。
人工を突き詰めたものは、アートだ。

12/22/2025, 3:04:50 PM