【寂しさ】
君がいなくなったときから今までの間、
流れてくるSNSのタイムラインで必ず
君の名前を見つけることができる
僕も知ってるエピソードの数々、
僕も知らなかった君の横顔、
その全てが優しくて愛おしい
今でもずっと君と過ごしているような
そんな気がして嬉しい
それでも、ふと寂しさを感じる時がある
粉雪のように音もなく、深々と降ったり
すきま風のようにふと忍び込んできたり
そんなときは少しだけ体温が下がる
旅立った君が置いてったものに触れると、
冷えた身体に温もりが戻ってくるから
この寂しさとともに生きていくのも
案外悪くはないのかもしれない
今ではそう思えるようになった
きっとずっと一緒にいる その方が楽しい
12/20/2023, 9:45:25 AM