金木犀

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久しぶりに悪夢を見た。
それは、長いようで短い時間だった。
そこに今までい居たかのように
夢の中だとは到底気づかない。
起きた後だと夢の断片しか覚えていない。
その断片が、私を恐怖に叩き落とす。
悪夢からは逃げることができない。
むしろ、悪夢に向かっているとも言えるだろう。
人間が睡眠を必要とする限り。



5/23/2024, 12:05:22 PM