ただ君さえいれば

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ずっとこのまま生きていったとして
ある日、人生の終わりが来たとして

その時には
何人か悲しんでくれたとして

数年後には
思い出話に私が登場したとして

その私が
残したものは
なんなのだろうか

有名人じゃあるまいし
せいぜい10人くらいが悲しむだけ



別に大勢に悲しんでもらいたい訳じゃないけど

「何かを残したい」
そう思って生きてきた

そう思って生きてくるしかなかった



普通とは ほど遠い家庭環境
普通とは ほど遠い結婚生活
普通とは ほど遠い子育て

普通じゃないことを
エネルギーに
走り続けるしかなかっったった



そうして
いつ死んだっておかしくない
私の人生は
せいぜいあと20年くらい

まーまーある

まーまーある残りの人生を
下手げなプライドと昔話で
終わらせたくない


でも
若い頃のように
ぬわっと沸るエネルギーが
なかなか湧いてこない

「何かを残したい」

その想いは
自分の普通じゃない人生が
報われたかったから

何かを残したことで
無駄じゃなかったって
思いたかっただけ



それじゃ
何も残せないよね



残った人に
少しでも私の後悔が
日本昔話みたいに伝わって

残った人に
少しでも私の気づきが
自己啓発本みたいに伝わって


私の人生をネタに
残った人たちが
うなずいたり
笑ったりしてくれたら
それでいい



せっかく遠回りばかりしてきたんだから
せっかく失敗ばかりしてきたんだから

引き続き
そんな風に生きてみよう


さーて
何がのこるかなぁ

1/12/2026, 10:32:49 AM