雷鳥໒꒱·̩͙. ゚

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―優越感、劣等感―

暇を持て余してた
やることは言葉通り山ほどあった
いつかやろうとは思ってた
実際は、それらを目の前にすると
怖気付いたのか弱みが出たのか、
どうも目を逸らして避けてしまう
個性が薄れていくような感覚を日々感じた
そんな中でも、理性はしっかりと働いていた
流石にこれ以上は逃げ続けられないよと
だから、頑張って立ち向かった
いけなかったのは、たったそれだけのことに
優越感を抱いてしまったことだった
救われたような気分になった
もう、大丈夫だなんて変に安心しきった
全部全部、自分自身のせいなのに、
周りを見るとみんな充実していて
忙しそうにしていて、それでも
キラキラと輝いていて
自分が酷く霞んでいるような気がして
感じるのは劣等感ばかり
それなのに、何も出来ずに
加速しながら堕ちていっていた
何の気力も起きないから、
今更アクションを起こすことなんてできなくて
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7/14/2023, 9:27:19 AM