孤独とはあたたかいものだ
誰にも傷つけられず、また誰も傷つけることがない
そうやって私は、全ての人から隠れてきた
触れられたくない心の深い場所
図書館のように膨大な量の思い出をしまいこんで
毎日過去を辿りながら、たった一人で
孤独とはあたたかいものだ
それでいて、ひどく物悲しい場所だ
私に気持ちを向けてくれる人がいるのなら
そんな人が現れてくれるなら
私の世界に踏み込む人がいるなら
私に、廻り逢う運命の人がいるのなら
そんな期待を捨てきれない私は
愚かなのだろうか
10/3/2022, 10:53:55 AM