椋 ーmukuー

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6:30に目覚ましかけてて…そんであと10分ってなって…そんでそんで……

「はよ起きんかい!」

「しょーちん……あと5分」

「もう7:00やぞ……このまま寝たら半日無駄になる事わかってんのか?」

「んんぅ……じゃあ、しょーちん起こしてよ…///」

「はいはい。姫抱っこでええ?ほら、首に腕回して」

「んふ///」

「って俺、お前の彼氏ちゃうわ!!!」

「ほな、しょーちん彼ピ、洗面所までレッツゴー!」

7:00過ぎにご飯を食べて幼馴染のしょーちんが作るコーヒーをちまちま飲んだ。

「あー、しょーちん、ソファひとりで占領してるー」

「言っとくけど、動かねぇぞ?その辺に座っとけ」

「んーそうなったら、しょーちんにダーイブッ!」

「うわっ……重いわ、アホ」

「うわ、しょーちんの腹硬ぇ…すっげぇ、めっちゃ割れてる」

「おい、あんま触んな。これ立派な性犯罪だから」

「 俺っち、しょーちんにしかこゆことしないと誓います!これで性犯罪にはならんやろ」

「てめぇが一方的に誓ってどーすんだよ!成立してないから無効な」

「はぁー?しょーちんに拒否権ないから。黙って俺っちに従って」

「セリフだけ聞けば腹黒ドS俺様系男子だな笑…うおっ」

「俺っちから逃げられると思ってる?考えが甘いんだy……って、うわぁっ」

「力で俺に勝とうなんて100年早いわ!お前これで本当に女と付き合えんのか?」

「あーあ、もう良いんだよ、そーゆーのは。俺っちにはしょーちんがいるししょーちんには俺っちがいる。っていうかしょーちんだって今彼女いないだろ」

「それは……まぁ」

「なんでだろうな。女ってホント見る目ないよな。俺っちはしょーちんの事好きだけどな」

「お前に好かれてどーすんだよ……///」

「それな〜…え?ちょっ、え、何?しょーちん照れてんの?え、待ってマジ?やば、俺っちと付き合っちゃう???」

「っ!っるーせよ、こっち見んなよ」

「いや、マジで、俺っちと付き合お。俺っち彼氏?それとも彼女?」

「それ以上言うなら力づくでブチ○す」

「わかったってば。その目、マジじゃん、許して笑」

楽しい。毎日がこうやって自分たちの時間が続けばいい。どこまでだってついていってやるよ。だって俺らは幼馴染なんだから。

題材「どこまでも」


10/12/2025, 12:47:16 PM