だから、一人でいたい。
僕は、家庭にも学校にも恵まれずに忌み子と
言われ、貶され、居ない子扱い、
帰りには、楽しみな所がある。
それは、田んぼの真ん中にあるお地蔵様に
お供え物をして、お話をしたり、願い事をしたり
して、そして、手を振って帰る。
それが僕の日課だ。
また、あの夢だ。
実の母親は、病弱だったが優しかった。
実の父親は、今の親たちに殺された。
僕の人生、今の親が居たから壊れた。
あの人達のせいで、楽しい人生が壊れた。
返せよ、返せよ、返せよ、返せよ!!
笑顔が絶えず、楽しかった人生を……!!
"願いを叶えましょう。"
え?
ふわふわした声が聞こえた後に八尺様が現れた。
僕は困惑しながら願いを目の前で叶えてくれた。
二人は湖を作り、動かなくなった人形みたいに。
"一人で居られるね、大丈夫、心配をしないでね
私が貴方をいつまでも見守っています。"
やっぱり、僕は自由が良かったんだ。
八尺様に感謝を述べてから、
僕は家を出る準備した。
さぁ、人生のやり直しだ。
後ろは振り返らずに行ってきます。
7/31/2024, 10:22:48 AM