『冬は一緒に』
暖房に加湿器、そしてコタツ...
コタツにはみかんを3、4個添える。
早速コタツに足を入れる。
熱くない程度にじりじりする熱が伝わる。
少し古いコタツだが壊れていないようで安心する。
冬はやはりこうでなくちゃ。
背中が肌寒いのでブランケットをかけて手はコーヒーを入れたカップで温まる。
暖房を消しても不思議と寒さを感じない。
こうなってしまってはコタツという牢獄の出来上がり。
もうコタツからは出られない...
体を伏せぬくぬくとしているとお腹周りがさらに暖かくなる。
起こして見てみると飼い猫がふとももの上で丸まっている。
愛らしい姿と優しい温もりが寒さを完全に吹き飛ばす。
今年の冬も一緒に過ごせてよかった。
猫も同じ気持ちなのか喉を上機嫌にゴロゴロと鳴らしていた。
語り部シルヴァ
12/18/2024, 10:42:17 AM