おおぐま座、seven sisters、北斗七星、いろいろな場所や時代で存在感を放ってきた星の光。現代のある界隈では「自分の、自分らしい大切な道に気づくことを助けてくれる」とも聞く。天狼星(シリウス)もそうなのだとか。
かつての大航海時代、海原で進む方向を導くのも星の輝きだった。船の右舷側を「スターボード」と呼んでいたそうだ。風を読み、星を測って目指す方向を見る。知られている理屈と直感が腑に落ちるところへ進む。
江戸時代にはすでに天体観測の望遠鏡が、レンズの作成も含めて国内で作られていた。時代も文化圏も問わず、天空にきらめく輝きはいつも人々を引きつけてやまなかった。「同じ本質を持つから惹かれる」なら、自分自身や人々の中に星のように輝くものを見つけるのも良いかもしれない。きっと地上できらめく数多の星は、どれも澄んだ響きを出している。
10/6/2023, 12:15:32 AM