zene

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ガラスはいつ見ても透き通っている。
そしてあの娘も透き通ったような白い肌に、真っ白なワンピースを身に纏っている。
それはまるで天使のようで。到底僕が近づけるはずなんてなくて。
でも、わかっているくせに
僕はその娘に恋をしてしまった。気づけば僕は、その娘の手を握って走っていた。
ガラスのような透き通った透明な世界を、たった2人きり、走り抜けていく。
こんな透明な空間に色をつけれるのは僕らだけだ。
さぁ、今日はどんな色を塗ろうかな。

zene

3/13/2025, 1:29:29 PM