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グロ注意

ある夏の日僕は恋に落ちた。
それは色とかで表すならそんな代表的な色ではなくて真逆の冷たい色をした青とか黒、そう言った方が似合っている。
なぜそんなことを思うのか僕にはわからないけど、この青く澄んだ空の下で恋をし真っ黒な目をしたきみを見てピッタリだと思ったんだ。
単純に僕は赤が嫌いだ、僕と真反対の色で元気でなんでも照らしてしまう暑苦しい色だからだ。
僕が恋したきみは僕と同じ色、冷たくて寂しそうでも見た目のせいで誰も近づかない。
「可哀想な子」
遠目できみを見ながら小さく呟く、きっと聞こえてないだろうなんて思いながら今日の観察日記をつける。もちろんあの子のね。
自分でも狂ってると思う、でも昔から知っていたことだし周りだって知っているから僕に近づかない。
満たされたいんだよきみで
たくさんたくさん集めてでもやっぱりまだ物足りなくて、、、
いっそのこと監禁していつでも眺められるようにしたいし、
どこにも行かないようにしたい。
「ねぇちょっときて」
君のことを考えてたら君が僕の前に立ってついてきてと言っている、これはきっと僕の気持ちに気づいてくれたんだ!なんて考えながら君の後ろについて行く。
人気のない場所、僕だけの鼓動がうるさく響く。
でもね、きみは震えてた。きっと僕に告白するのが緊張しているんだ。かわいいなーぁ。
「あのッ、す、ストーカーするの、やめてください。」
は?僕が期待してたのとは裏腹に身に覚えのない言葉を僕にぶつけてくる。
なにそれ、僕たちは両思いじゃなかったの?、嘘だそんなはずない。きみがそんなこと言うはずない!
鈍い音が響く、それを合図に僕はきみを無意識のうちに殴っていたことに気づいた。
ごめんなんて思わなかった。ただ撲を裏切った君に復讐がしたかった。
僕の右腕は止まることなく君を傷つけてしまう、
「あー、こんなことしたくなかったのに」
僕の大好きな君が、僕の大嫌いな赤色で染まる。僕と君の色僕が恋した君の色に治そうと青く深くもっともっと頑張るけど、僕の大嫌いな赤にしか染まらない、
気づいたら君は寝ていた、きっと緊張して疲れたのだろう。
僕の手を見ると赤く染まっていた、これが君の色?
今だけは僕の嫌いな赤色も君のおかげで愛おしく見えた。

作者から
ごめんなさい🙏
唐突に描きたくなっちゃいました。
グロ系的なのはこれで終わりにします。
もうここでは書きません。
見てくれた方ありがとうございます

6/29/2025, 10:40:57 AM