名無し

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届かぬ想い


君はもう、行ってしまったんだったね。

その背中を追いかけることも、見送ることも、許さずに。
私の知らない間に私の知らない場所に、行ってしまった。

漠然としたその事実だけが、私の胸を内側から逆撫でする。ぞわりと寒気のする感触だけが、それを事実として教えてくる。

どうしたら君はこの声を聴いてくれるのだろうか。


無我夢中で追いかけ続けた私も、間違ってはいなかったけれど。

答えの無い問いを解き続けられるほどにも、返事を待ち続けられるほどにも、私は愚直ではなかった。


明日は、新しい問いに挑戦出来る気がする。
次に会った時に、報告するよ、待ってなくていいからね。

4/15/2026, 2:01:42 PM