たとえば、
テーブルの足やタンスの角に足の小指をぶつけた時。
玉ねぎをみじん切りしたら匂いが思ったよりキツかった時。
なんとなく観た映画がじんわりと切なくて胸が熱くなった時。
本の帯に「泣ける」と書かれていた本がちっとも感動出来なかった時。
仲がいいと思い込んでいた人の陰口を聞いてしまった時。
生きている気力が湧かなくなってしまった時。
身体や心が病を患ってしまった時。
周りの期待に上手く応えられなかった時。
世間だとか親に対して自分の存在が申し訳なくなった時。
そんな時は笑うのだ。嘘でもいい、そんな気持ちになれなくてもいい、あえて馬鹿みたいに笑ってやるのだ。
どんなことだってそんな感じで笑えば、笑うから、笑い話になる。
そして笑い疲れた時には、きっと涙が出てくるんだ。
10/10/2023, 10:37:46 AM