明日世界が終わるなら、僕は海へ行きたい。通学路で学生に踏み荒らされた砂浜のあるあの海じゃなくて、僕達だけの誰もいない綺麗な海へ。それが叶うとするのなら、明日の世界なんてどうだっていい。ただ君と、ダンスを踊って、波打ち際を荒らして、そして帰りにラーメンを食べるんだ。だからどうか、明日の事は忘れておいて。不登校だった僕と傷だらけの君にしか分からない、世界が終わる1日前の悪あがき。
5/6/2024, 10:34:54 PM