心だけ、逃避行
物語の世界へ逃げ込むのが好きだ。
本を開けば、退屈な現実世界から一変して、豊かな架空の世界へと誘われていく。ページをめくるたび、一歩、また一歩。それがなんとも愉悦なのです。
いつも、どこかへ逃げたいと思う。
何も、誰も、自分も知らないどこかへ行きたいと思う。
物語は、私を簡単に連れて行ってくれる。
ページをめくるその手を止めない限り、現実を忘れていられる。読了後は、少しの間、世界の名残を感じられる。この、名残に陶酔しきる時間もすきだなって。
豊かになりたい。
常に、満たされていたい。
だから好きだよ。今日はもっと、遠くへ行こう。
7/11/2025, 3:17:55 PM