ずっとわたしの
心の中で
生き続けてゆく宝物
それは
小さな頃から
何よりも大切な
ぬいぐるみ
街のデパートの
おもちゃ売り場に行き
そのぬいぐるみに
触った瞬間
一目惚れて
生まれてはじめての
お小遣いで買った
わたしはすごく
大喜びして
お家に迎え入れた
お名前何にしよう?
やっぱり
可愛い♡お名前にしよう
ぬいぐるみを
なでなでしながら
わたしは考えこんだ
それから
一緒に遊んだり
お風呂にも入れたり
一緒に
眠ったり
まるで
本物のペットと同じように
一緒に過ごした
愛情が湧いてしまえば
もうずっと離したくはない
大人になった
今でも
わたしにとっては
とても大切にしている
今では
悲しいときも
辛いときでも
自然に抱きしめてしまう
そして
泣いてしまう
少女だった
あの頃のわたしは
そのようなことは
しなかったけど
大人になってから
癒やされたい
ただそれだけだった
どんなに
汚れてしまったり
それが
たとえ
ボロボロになっても
糸がほつれても
人生の最期まで
わたしは
愛してゆく
宝物は
永遠に
失ったりはしないから
11/20/2024, 12:14:18 PM