書いたのに消えてて悲しい
僕の足音とロボットの起動音だけが響く
この学校が好きだ。
「おはよう僕の友達」
「ト...トモダチ」
「そう僕と友達。」
「...ワカラナイ」
「そうだね」
いつも通り一言二言会話して
僕はツルが伸びた席についた。
でも今日だけは違かった。
「セ...センセイ」
「...?」
「センセイハドコ」
「先生?
じゃあ一緒に探してあげる友達だからね。」
ロボットが言う先生が誰か分からないけど
見つかればいいなって思った。
─────『友達』
友達は少ない方だけど
僕は大切な人に囲まれていると思う。
全員に好きを伝えたい。
僕といてくれて
僕と笑ってくれて
ありがとう
それとは別に君に伝える愛言葉。
君に届いてこの気持ち。
─────『愛言葉』
10/26/2024, 10:19:42 AM