日々家

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星が溢れる

星みたいに輝く希望を溢れるくらいにリュックに詰め込んだ。
あれから幾星霜、リュックは随分と軽くなってしまった。
軽くなった分歩きやすくなった。けれどもたまに真っ暗闇が覆いかぶさってくる。
僅かな希望を落とさないように、私は転ばないように歩くのだ。
叫びだしそうな感情を受け入れながら、情けなく涙を流しながら。
いつか、ひだまりの中で眠れるまで。
                        日々家

3/15/2024, 11:00:09 AM