昔から、自己肯定感が低く、逆に自己否定感が
根付いている。
優越感とは、他者より自分の方がすぐれている、と
思うことだという。
とんでもない、自分のしたことに自信など無い、
「私なんか」が常套句だ。
なぜ他者より自分の方がすぐれていると、そんな事
思えるんだろう。よほど自信があるのだろうか。
仕事で、「自分のした事はこんな程度なのか」と
自己嫌悪に苛まれた時期があった。
「他の人は、そういうやり方で出来るのに、自分はそれに気づかない」と落ち込んでいた。
相手は先輩なんだから、比べるのもおこがましいの
だけど、彼女の完成したものを羨ましく思っていた。
気づいていなかったけれど、これって劣等感なんだ
よな。
日頃から、「人それぞれ」と思っているわりには、
逆の事を考えている、明らかに矛盾だ。
「私なんか」は、自分を苦しめるだけ。なのに、
自分の中からは消えない。
まぁでも、全体的にみると、自己肯定感は低いまま
だけど、年月とともに、自己否定感は、少しやわらいできたように感じる。
自分をいたわるようになったという事だろうか。
先の事は分からないけれど、もし優越感を感じる
事があるとしたら、それは自惚れるよりも、自信が
ついた、として感じたい。
そして、人と比べて自分の方が劣っている、と思う
事があっても、ほどほどにした方が良いのだろうな
と、自分を楽にしてあげられますように。
「優越感、劣等感」
7/13/2023, 12:50:09 PM