続き
私はお姉さんの車に乗ってみきとがいる病院へ向かった。
病院に着いた
病室のドアを開けるとそこには目を瞑って酸素マスクをつけた彼の姿があった。
「みきと、、、ごめんね、あの時気づいてあげられなくてごめんね、、、」
私は彼の手を強く握った。そうしてるうちに私は涙が出てきた
「起きてよ…」
そういうとみきとの手がピクっと動いた。
「?!みきと?」
みきとの付けている酸素マスクが白く曇った
「莉奈…久しぶり、」
「みきと!!久しぶり、!」
「あのね、!ほんとはねみきとのこと嫌いなんかじゃないよ!、あんなこと言ってごめんね!」
「莉奈…」
「なに?」
「幸せにな……ね…」
そう言った後彼が目を覚ますことはなかった。
数年後
私は彼のことを忘れることはなく、あの時もらった手紙も大事にしまっている。
「久しぶりに、あの手紙読もっかな〜」
「ん?なんだこれ」
あの時私は彼の手紙だけ読んで、中身までは見てなかった。
「え、、!」
その手紙の中に入っていた物は大きなダイヤが付いた指輪だった。
私は嬉しさのあまり涙が出た。
「何回私を泣かせるんだろ、あの人は(笑)」
題→涙の数
12/8/2024, 2:49:22 PM