休日にのんびりと過ごす
何かやる訳でもなく
ただ座って麦茶飲んで
TVをぼーっと見てるだけ
何も考えないでいられるこの時間が
身体も心も癒してくれる
空っぽのコップを見つめ
重い腰を上げて台所に向かうと
ピンっとシッポを立てた最愛の彼が
音もなくついてくる
仕方ないなーと表情を緩ませ
麦茶とチュールを手に
TVの前に再び座る
ゴロゴロと喉を鳴らす彼に
チュールを献上しつつ
あーこの時間がずっと続けばいいのに
と 時間が過ぎていくのを恨めしく思うのだった
「2人だけの」
7/16/2025, 5:54:29 AM