空蝉

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放課後、廊下を走り君のもとへ

寝てる君にジャージを掛けてあげようか。

あれ、教室の扉開いてる。

次に彼女の寝顔を見つめる男を発見

肩に学ランをかけた彼女を見て状況を理解する

まずい。 そう思い、とっさに扉の影に隠れる

足音が遠くなる、どうやら男は出ていったようだ

数秒後、彼女が顔を上げる

照れたような真っ赤な頬をした彼女

思わず、見つめてしまう

あぁだめだ、帰ろう。



10/12/2024, 1:38:19 PM