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遠くの街へ




渦だ。

もやもやと呪いを吐く渦がいた。

自分の事しか考えず。

人を責めて平常を保ち、自分を守ろうとする愚かな渦。



その渦から出ないと心は本当には楽には成れない事も知らずに責め続ける…


そんな人間が鏡だとは思いたくはない。

目の前に現れるのは昔の自分。

現在は走馬燈。



そうして、その先へたどり着く頃には何者かに成れるだろうか。



いこう。

迷わずに。

恐れずに。

















遠くの街へ



3/1/2023, 8:15:01 AM