かっぱえびせん

Open App

これ、なんかすごく切ないんですよね。だって、最初に「こっちに恋」って言ってる時点で、恋っていう感情を相手に押し付けるようなものなんですよ。恋って、やっぱり自然に育っていくものじゃないですか? それを「こっちに恋」って言ってしまうと、何か焦ってる感じがするし、相手がどう感じてるのか無視してるように思えてくる。自分の気持ちだけが先走ってる感じ。だけど、それを言ってしまうのが、人間の弱さなんだろうなって、思っちゃうんです。

そして、「愛にきて」。これ、急すぎるんですよね。「こっちに恋」って言ったその次に「愛にきて」って、もう一歩踏み込んでる。でも、愛って、どう考えてもそんな簡単に言えるもんじゃないんですよ。恋って、まだ曖昧なところがあって、どうにでも解釈できる。でも愛って、それを超えて、もう自分をさらけ出すことになる。だから、愛にきてって、言うにはちょっと覚悟が必要なはずなんです。だけど、そこを一気に飛ばしてしまう。

これって、結局のところ、誰もが持っている「伝えたいけど、伝わるか不安」っていう、心のどこかにある葛藤の表れなんじゃないかな。恋も愛も、結局は言葉じゃなくて、行動とか時間とか、積み重ねたものが大事なんだけど、それでも、言葉で伝えなきゃ始まらないって思ってしまう。だから、この「こっちに恋、愛にきて」っていう言葉、すごく切なくて、同時にすごく人間的なんだと思うんです。

「こっちに恋」 「 愛にきて」

4/25/2025, 4:41:42 PM