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お題:また会いましょう

物凄く不快かもしれないです。閲覧自己責任でお願いします。






























 虐めをした。
理由は単純に受験のストレスの捌け口が欲しかったから。別に私の一人のせいじゃない。
他の子も私と同じような虐めをしてた。
あの子にわざと汚れた水かけたり、無視したり、階段から突き飛ばしたりした。
 そして虐めた子は自殺した。
私一人のせいじゃない。
クラスの連中皆が虐めの加害者だ。

そいつは列車に飛び込んだ。
私はそいつがグシャグシャになるところ見ていた。
バックの中に残された手帳には“また会いましょう“って書かれていた。

 それからだ、クラスの連中が可怪しくなった。

『あいつが夜にくるんだ』「一晩中私を見てるの」

バカバカしい、死んだ人間がなにか出来るわけないだろうに。

 私は真夜中なのに机に向かっている。
その時だ、ピチョ、グチャ、ズズ何か引きずるような音が近くでする。
 部屋を見回すが異常はない。流石に気味が悪くなってきた。布団に潜る。
しかし以前音はする。それどころか大きくなっていっている。
ピチョン、グチャ、ピチョ、グチャ、ズズ私の部屋の外から音がしている。
部屋の廊下を行ったり来たりしてるのだろう。
私は息を殺した、クラスの連中が言ってたことは嘘じゃなかったことにこの時気づいた。

そして、私の部屋のドアノブがゆっくり動いた。
ガチャと回ろうとしたが、私は鍵をかけていた。
ドアは開かなかった。

ガンガンガンガンガン突然ドアを激しく叩くような音がする。
『ネェアイニキタヨ アイニキタヨ アイニキタヨ』
あの子の声がする。
私は声を出したらいけないと思い布団の中で息を殺した。
『イルンデショ ココダヨネェ アケテ アケテ アケロヨォー』

(早く消えろ消えてしまえ)
私はそう思いながらいつの間にか気を失った。 



 



体感でどれくらいの時間が経ったのかいつの間にか外は夜から朝になっていた。
布団からでた部屋の外からは音はもうしない。
(助かった、私は助かった)
自分の部屋から出た時、グチャりと音がした。
振り返るとぐちゃぐちゃになったあいつが居た。
「ミーツーケータ マタアエタネ」
奴は窪んだ目でグチャ担った歯を剥き出し笑いながらそう言った。

















『ニュースです。女子高生家族一家惨殺される事件が起きました。警察は事件の方面で調べていくとのことです。』

11/13/2023, 4:20:12 PM