しぎい

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見上げなければ終わりが見えないほどの高さの煙突から、煙がえんえんと吹き出していく。
吐き出される煙は空に溶け込んでもはや雲と同化している。

私はその光景を、まるで神秘的なものを目の当たりにしたように目を細めて見いっていた。口の中でつぶやく。

「最後まで素直になれなくてごめんね」

4/2/2025, 10:19:42 AM