『君と見上げる月...🌙』
花火大会が終わり、辺りが静かな闇で包まれた。
花火は会場から少し離れた土手から見ていた。
彼女とは初めてのデートで今もずっと緊張している。
告白は彼女からで、まさか僕が告白されるなんて夢にも思っていなかったので、すごく驚いた。
そんな花火を見終わったあとの帰り道。
「ねぇねぇ。見てよ月」
僕は空を見上げると綺麗な月が出ていた。
三日月だ。
「本当だ…綺麗だね」
「あ、あのさ…」
「どうしたの?」
「せ、せっかくだし…手、繫ご…」
月明かりでよく分かった。
彼女の顔は赤くなっていた。
「うん…」
そして、僕たちは手を繋いで歩いた。
またまた、期間が空いてしまいました。約一カ月ぶりです。書きたいとは思っていたのですが、なかなか書けませんでした。でも、自分のペースで書き続けて行きます。
氷雅
9/14/2025, 10:25:32 AM