フッと思い出す幼い自分の記憶。
儚く薄っすらと蘇る記憶。
時が経つに連れ声も顔も消えていく。
大人になっていくごとに記憶が消えていく。
良い記憶もあれば然り嫌な記憶もあった。
忘れたくないけど忘れられる記憶。
忘れたいけど忘れられない記憶。
良い記憶は多少は消え、嫌な記憶は一生記憶に刻み込まれる。
楽しんで笑い、褒めて喜び、悲しければ泣き、苛立ちがあれば怒り、悔いがあれば後悔する様々な記憶。
喜怒哀楽の情によって造られたのが
―――記憶かもしれない。
人間の構造は不思議だなぁ
7/17/2022, 11:01:09 AM