ふぁんたぐれーぷさん。 🎧🥀

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大事にしたい








_ ワンダーランズショウタイムの演出ってさ、ぶっちゃけ危なくない??

_ 分かる!絶対キャストのこと考えてないよね、、

_ 俺演出作ってるやつ多分嫌いだわ。

_ あ、俺も〜!笑ずっと笑っててキモいし、



また、今日もか、、、
確かに僕の演出は危ないと思う。けれどキャストはそれを承知の上で演じている。
だから気にしない。と言う訳にもいかない。
僕の所為で司くんたちまでもが貶されることがごく稀にある。僕を貶すのは好きにすればいい。けれど、司くん達は貶して欲しくない。

我儘だが、、、 許してくれるだろうか、、


という事を今日、皆に話した。少し怖かったけれど、司くんたちの優しい眼差しで何とか最後まで言えた。

「 そうか。辛かったな。類。有難う。だが、オレたちは大丈夫だぞ!!寧ろ、最高の演出家を貶される方が嫌だしな!!! 」

「 そうだよ。類。気付いてないかもだけど、お客さん。類のこと褒めてる人いっぱい居たよ?すごかったね!って。 」

「 そーだよるいくん!!!そんなにしょぼぼーんってしないで!!あたしたちは大丈夫!!!だから、わんだほーい!ね? 」


驚いた、みんながこんなにも優しいだなんて、
前々から優しいのは分かっていたけれど、ここまでだなんて、

僕の目から生暖かいものが頬へと流れ落ちた。

「 る、類!? 」

「 どうしたんだ類!!! 」

「 るいくん泣かないで〜!!! 」


少し泣いてしまったようだ、、、我ながら、ダサいところを見せてしまった、、

「 類、大丈夫。私たちそんなことで嫌いにならないよ。 」

「 はは、、寧々にはやはり適わないね、、 」

「 もう少し、このままでもいいかな、? 」

「 ふふ、何言ってんの、勿論いいに決まってるでしょ? 」

「 あたしも!るいくんをいーっぱいにこにこにしちゃうよ〜!! 」

「 オレも類を笑顔にしてやろう!! 」

ふふ、 みんなはやっぱり、優しい、


「 あ、!そうだ!カイトお兄さん達と一緒ににこにこにさせちゃお!! 」

「 む!それはいい案だな!えむ! 」

「 えぇ、、カイトさんたち迷惑じゃない、? 」

「 迷惑じゃないよ!僕も手伝いたいな♪ 」

「 カ、カイトさん、、! 」

「 やぁ♪少し盗み聞きをしてしまってね、 」

「 司くん達がいいならミクたち大歓迎ダヨ♪ 」

「 よし!ならば行こうか!! 」

「 うん。 」

「 はーい! 」

「 そうだね、 」


嗚呼、 この思いは、僕にとって一番、、、




大事にしたいものだ、ッ!






終   初投稿に引き続き、こんな感じで良いのか、、、

9/20/2024, 10:56:33 AM